アントマンの蟻のアントニーはかわいいけど死んだの?アリの種類と名前も
アントマンには様々なキャラが居ますが、中でも異色の人気キャラといえば「アントニー」ではないでしょうか。
虫はやっぱりダメだ!という声も上がっていましたが、今までダメだったけど思ったより蟻がかわいかったという声もありました。
羽が舞い散る描写があったけど死んだのかや、他の蟻たちの種類の紹介などをまとめました。
アントニーは死んだのか?
ピム博士は247?248か。と識別番号すらあいまいで特に気にしていなかったアリですが、スコットはアントニーと名づけ大切にしていましたね。
敵が銃を撃った瞬間に鳴き声?とともに墜落し、羽がはらりと落ちるシーン。個人的にはめちゃくちゃアントニーを応援していたのでこのシーンは衝撃的でした。
一瞬だったので本当に被弾したのか?少年漫画のように実は後から生きてましたという展開があるのではないかと、DVDを一時停止しながら確認しましたが・・・
新作のアントマン&ワスプでももしかしたら復活あるんじゃないかと一縷の望みをかけてましたが出ませんでした。
死んでます、アントニー。
そもそも蟻の寿命は短く、働きアリだと1~2年ですので、時系列的にはシビルウォーの謹慎期間を挟んで新作となっており、寿命的にも再登場は無理でしたね。そもそもクロオオアリの働きアリに羽はないしフィクションなら長寿だっていいじゃん!とも思いますが被弾もがっつりしていたので・・・。残念ですね。
登場する蟻の種類
アントマンにはパートナーとして4種類の実在する蟻が登場します。結構リアリティのあるCGで表現されていたためどうしても苦手だった人もいたかもしれません。しかし気になっている人もいるかと思うのでそれぞれ紹介したいと思います。
ヒアリ
作中では筏になって水面を移動したりしていたアリですね。実際にも大雨が降ったときなど集団で筏になり水たまりに浮いてやり過ごします。
毒針を持ち、体質によっては刺されたことでアナフィラキシーショックを起こし死亡することもあるため殺人アリと呼ばれています。しかし実際はアナフィラキシーショックで死亡まで至るケースはかなり低いようです。
一時期日本に侵入したと話題になっていました。最近ニュースではもう見なくなりましたが、おそらく定着しているでしょうね。
よくヒアリに刺される外国の人からすると死ぬことなんてほとんどないため、日本の報道は過剰に映っていたようです。
サシハリアリ
スコットがピム博士の家のベットで目覚めて降りようとするシーンで床一面に居たアリです。シュミット指標で痛さ最高位を誇るアリと作中では言われていました。
シュミット指標というのは昆虫学者のシュミットさんが昆虫の毒液の痛みを四段階に分類したもので自ら体験し決めたようです。正直なんでそんなことしてるんだと思いますが、好奇心には勝てなったんでしょうね・・・
シュミットさんは痛さを「かかとに3インチ(9センチくらい)の釘を撃ち込まれ、真っ赤に燃え上がる炭の上を歩くような痛み」と表現しています。別名弾丸アリともいわれるくらい痛いようです。
実際に刺されに行ったYouTuberの人が居て動画を見ましたが、脂汗もひどくとても痛そうでした。好奇心には勝てなかったんでしょうね・・・
ヒメナガアメイロアリ
作中ではサーバー破壊を担当したアリです。
crazy antとも言われ、生息する地域では電線を食い破りショートさせることが問題になっています。作中では背中にサーバー破壊用の変な機械のっけていました。やっぱり直接噛んで感電死しながら破壊だとちょっとアレですしね。
クレイジーと言われるのは大きな物を運ぶときににジグザグに動き、その結果無意味に複雑な経路をたどっているように見えることからそう呼ばれていました。
その後研究の結果個々の蟻の動きと集団としての動きのバランスをとった結果の動きであることが判明しています。
雑食性ですが別に電気を食べているわけではなく、一度電線を食い破った蟻が感電し死ぬと特殊な物質が放出され、仲間の蟻が攻撃者を探してまた集結して過熱状態になってしまうようです。こっちからクレイジーって名前の由来にしてくれた方がしっくりきますね。
クロオオアリ
通称大工アリ。スコットが大切にしていたアントニーがこの種類です。
日本語に翻訳する際にクロオオアリとなりましたがクロオオアリは日本を含むアジア圏に生息する蟻です。字幕だとCamponotus pennsylvanicusとなっていたので翻訳都合で日本人にわかりやすい近縁種としてクロオオアリ(Camponotus japonicus)となったと思われます。
陸、空の移動には最適だとされていましたが、クロオオアリは実際には女王アリと雄アリが繁殖期に飛べるだけです。急上昇する描写もありましたが実際は上下への急な動きは苦手だったりします。
フィクションなので突っ込みどころを探せば沢山ありますし気にしちゃいけない気もしますが、逆に実際とはどう違うかを考えながら見るのも楽しみ方の一つかもしれませんね。
余談ですがアントニーはホットトイズからアントマンとセットのフィギュアが出たくらいなので、本当に人気があったと思われます。
まとめ
アントニーは作中でほぼ死亡が確定、蟻の寿命的に生き伸びてたとしても今後出て来る確率は低そう。
作中に出て来る蟻はリアルに再現されていて、おおよそ実際に居るの蟻の生態を再現している。